G・W に、遠くに住んでる友人A子に久しぶりに会ったとき「お店のサイトやブログの写真や説明文と記事は、全部自分で撮ったり書いたりしてるの?」笑顔でサラッと質問されました‥。
「誰が代わりにやってくれるのだ」絡みたい衝動をおさえながら「今度メイキングのことを記事にするね」機械音痴なA子がこの記事を見てくれるかは疑問ですが・・・(たぶん見ない)そう答えたのでした。大人!他の人が、どんな風にお店のサイトやブログを作っているのか?ちょうど私も気になっていたところなので、メイキングの記事を書いてみることにしました。ちなみに、お店のサイトとブログの文章は苦しみながらも わたしが自分で作成しております。
あたりまえですね‥
写真の撮り方・わたしの場合
この記事にアップしているワンピースは、» アンティーク妖精のブローチの記事の中で、
人間が着ているものです。妖精がプレゼントを届ける相手となる人間の姿を遠くから見ている設定なので、すみれにピントを合わせて ワンピースは柄がわからない程度にぼける撮り方にしました。
すみれの茂みに隠れている妖精から、人間はどんな風に見えるのか。実際にすみれの鉢から
トルソーを見上げてアングルを決めます。上半身だけより全体のシルエットが見える方が自然かな?と 約20枚撮った「妖精から見た人間の写真」の中から最終の写真を決めました。↓背の高い花が欲しかったので、いろいろ試してみたけど、色数を増やさない方が良い気がしたのでスミレと似た色のオダマキに決定。
撮影でつかう植物は、服や帽子に付けるコサージュ以外は全て生きてるものを使います。妖精のブローチの記事の中で、妖精と仲の良いすみれの蕾が話してる風な写真が欲しかったので、妖精と蕾の背の高さが同じくらいになるまで、蕾の成長を待って撮影しました。
服を撮影するときは、できるだけ 素材の風合いが伝わるように心がけていて、それと これが私が写真の撮り方で1番気を付けるところなのですが、なるべく なるべく 現物に近い色で撮れるように、自然光で撮影しています。私が機械に弱いのが原因だと思うのだけど、パソコンで画像修正をすると不自然になるような気がするので、撮影時にカメラの設定で明るさを調節して 撮った写真をあとからパソコンの画像では、なるべく触らないようにしています。
1枚のお洋服の撮影枚数は、今までで1番少ないもので約30枚 平均50枚〜60枚です。しかし60枚撮っても うまく撮れない時は 後日1日〜2日かけて成功する時もあれば、結局うまく撮れなくて商品としてアップするのを保留にしているものもあります。
これは、コーディネート写真を撮影した中のほんの1部ですが、同じように見えますか‥。あと80枚位あったけど消してしまったので、ディスプレイが似ているものばかりになってわかりにくいかもしれませんね。まず背景をバーテーションあり・なし・どちらにするか決めて(これは絶対なしでした)ディスプレイを決めるんですが、私の場合、最初 やや盛りすぎでスタートして、だんだん減らしていく方法です。このワンピースの時は最初、グリーンを置き過ぎて密林のようになってしまった。
服の色が違って見えるでしょう
同じカメラ、同じ設定の撮り方でも、なぜか微妙に服の色が変わってしまうんです。何度撮っても、フロントとバックスタイルの色が違ってしまうワンピースがあるのです。このワンピースみたいに‥
カメラの角度や 窓から差し込むほんの少しの光の分量の違いだけでも色が変わってしまう。1番撮影に時間がかかるのは、そんな服です。薄い繊細な色のワンピースが難しいような気がします。結局このワンピースは、3日に分けて200枚位撮影しました。
↑1番現物に近い色は、一体どれなのかをトルソーに着せたワンピースとパソコンの画像を見比べているところ 全身のコーディネート写真で1番気をつけているのは 服の色ですが、その他にも植物の色や向き、リースに絡まるグリーンの形、バックや靴の写る分量など、細かいところも考えながら1番良い撮り方をめざして撮影しています。
コーディネート写真以外の写真をいろいろ載せたいのですが、重くなってしまわないか?パソコンに弱い私が言うのも変ですが‥心配なので、あまり写真の枚数を載せていません。(もしも、気になる商品があって他の写真もご覧になりたい方は、お店のサイトからメールにてお気軽にお問い合わせください。)
ここまで読んでいただいて、おわかりいただけたと思いますが、私ってすごく写真に時間をかけている感じがしませんか。そうです。ムダな動きが多いのです。わかってます‥ディスプレイや他の判断力、写真力、あとパソコン力もつけなくては!って思っていますが、今のところこんな感じの写真の撮り方をしています。わたしの場合
A子は、はたして この記事を見てくれるのだろうか
» Robe vierge 妖精の森ワンピース