色は大好きなんだけど、サイズが大きくって 着ないままクローゼットの中に大事に直していた、いつだったか‥お土産にいただいたシルクのパジャマ。それをお家で着るキャミソールにリメイクしてみました。シルクのパジャマじゃなくても、サイズが大きめの布帛シャツからでも同じように作れます。
型紙を使わないので、キャミソールの衿ぐりとアームホールを決めてシャツを裁断するところが、少し難しく感じるかもしれませんが、お気に入りの形のキャミソールがあれば、それを参考にして衿ぐりの位置を決めることもできます。それ以外は[三つ折り・袋縫い・肩ひもを作る]工程でおしまいです。
今日は手順だけをかんたんに説明して、作りかたは次回の記事から何回かに分けてご紹介します。これと同じようなリメイクをしなくても[三つ折り・袋縫い・肩ひもを作る]方法は、別のデザインのリメイク服を作る時でも使えるテクニックです。たとえば、フリル付きの肩ひもを作りたいときは、その部分のみ参考にしていただけるかもしれません。
写真のキャミソールは、元々のシャツの幅が大きかったので身頃にあきがなくても着脱可能な為、釦あきをなくしました。リメイク前のパジャマのバスト1周寸法106センチ→キャミソールのバスト1周&裾周り1周寸法103センチ。
リメイク服・キャミソールの作り方手順
- シャツをキャミソールの形に裁断する。写真のキャミは、シャツの脇線と丈をそのまま利用したので、衿ぐりとアームホールのみ裁断しました。
- 前の釦あきをなくして(ボタンホールの脇を左右身頃、同じ幅だけ縦にカットして)縫う。写真のキャミソールは薄地なので袋縫いにしました。
- 前後衿ぐりを三つ折り始末して、ゴムを通す。
- アームホールを三つ折り始末する。
- 肩ひもとフリルを作る。
- フリルを付けた肩ひもをキャミソールの身頃に付ける。