アンティークのロングコートから、ジャケットのリメイクが完成しました。
ロングコートからジャケットにリメイク
この記事の前編はこちら
» アンティークロングコートのリメイク
» アンティークロングコートの解体&サイズダウン
リメイク内容
- 丈をカット
- 身頃のサイズダウン
- 裏地の付け替え
裏地の作成〜表地と縫い合わせる
元のロングコートから外した裏地を分解して、表と同じように脇と後中心をカットしてアームホールを微調節(↓写真)しました。
それをパターンとして、新しい裏地にする生地を裁断→縫製。シルク混の薄い素材で軽い仕上がりに。
裾以外の表と裏をミシンで縫い合わせて、裾は手で奥まつり(布の折り山から少し入ったところにまつり縫いすること)
表と裏がパカパカしないように、後衿ぐり、袖山、脇線を中とじしてるところ。
袖口は裏地を内側に折り込んでから、まつり縫い。着用した時に袖口からチラッと中が見えるので、袖口のみ元の生地を使用。
第1釦の代わりに、上前の裏面&下前の表面にプラスティックボタンを付けて完成。
リメイクジャケットのトルソー写真
コートの時よりも、バストは1周約12センチ小さくなりました。
なるべくスッキリさせる為、後中心でも背削りを多くしています。背削りとは、背中に添った仕上がりラインにする為に、後ろ中心線をカーブ状に操作すること。
5分袖を長袖に変更する為に、コートをカットした生地を縫いたすか、ファーを付けようか・・・悩んだのですが、やはり元の5分袖が1番バランスが良いので変更するのをやめました。袖の途中からお花の刺繍がなくなるのも変ですしネ。
手が寒いのはロンググローブでカバーして、秋の後半〜冬の始まりに着るジャケットとして着ることにしました!(これ私物なんです)
リメイクジャケットのコーディネート写真
white coordinate
denim coordinate
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宝物を探しに来てください。
街路樹たちに光が灯り、歩き慣れたいつもの道が、ロマンティック街道になりました。
ずうーっと先の向こうまで続くショーウインドウが、あまりにもキラキラと眩しかったから「ここに宝物があるに違いない」と思って探してみたけど・・・
私の宝物は、けっきょく真っ暗な森 私のクローゼットの中にありました。
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