満開の薔薇の花を見ていたら、このヴィンテージドレスを何かにリメイクしてみたくなりました。
あまりにもレモンイエローの白いドット柄が素敵だったから、トランクに詰め込んでフランスから持って帰ってきたものの、お洗濯をした後ずーっとそのままクローゼットの奥にしまい込んでいたドレスです。
日本でロングドレスを着るようなパーティーはめったにないけど、ヴィンテージならではの素敵なドレスに出会った時は、サンプルやリメイク材料にするつもりでこれまで集めてきました。黄色い薔薇の花のようなこのドレスも、その中の1着です。
久しぶりにトルソーに着せてデザインアップ。薔薇の花びらが折り重り咲いてるような裾のフリル、やっぱりそこをデザインポイントにして新しい形にリメイクすることにしました。
まずは、生地を傷めないように気をつけて解体します。特に表地が薄くて繊細な生地なので少しずつ慎重に解いていきます。
ドレスを解く前には気付かなかった生地の痛みや穴あきを発見して、それらをよけながら新たなパターン通りに裁断
失敗して解くと生地を傷めてしまうので、ゆっくりと慎重に縫製
年代物の服を解いて使えない部分を省きながら裁断、それからようやく縫製に入れるリメイクは、新しい生地から服を作るよりも手間がかかってしまうところがあるけど
それでもやっぱりリメイクするのは、ヴィンテージならではのデザインや素材 さまざまな技術が織り込まれた服に、それだけ魅力を感じるからです。
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