森の空気をまとっているような、瑞々しく爽やかなワンピース
小さな花びらや葉の1枚１枚に描かれた色のグラデーションには、いったい何種類の色が使われているのでしょう。美しい陰影をつくり出し、1枚のアート作品として完成されています。
衿もとのリボンの幅、長さ、そして色、細部のデティールまでこだわりを感じます。このワンピースは、まだ今よりもゆっくりと時間が流れていた時代、1970年代頃のメイドインジャパンの製品。
日本の職人さん達が試行錯誤しながら作った服が、今もこんな綺麗な状態で残っていて、そしてこの完璧なまでのコンデション。出会えて良かったという気持ちになれそう。効率を重視する現在ではなかなか作れない、年代物のワンピースです。
美しい服には力があります。きっとこの森の柄ワンピースは、着る人の気持ちを変え見る人の心にまで、緑の風を届け潤いをもたらすでしょう。
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