サラッとした肌触りの水玉模様の素材、清涼感溢れるシャツを真夏にも涼しく着れるように、ノーカラーシャツにリメイクしました。
リメイク前写真
元々は大きな衿付きの、バストラインが強調された細身のシルエットのシャツでした。
リメイクした箇所
- 衿をはずしてノーカラー、今回はバイアステープを使った見返し始末です。
- 前身頃のダーツをほどいて、少しゆるいシルエットに変更
- はずした衿で、ブローチを作成
- 衿をはずす
- 前下がり・後下がり・天幅の3点を決める
- ネックラインをひいて、1センチの縫い代を付けて裁断
- バイアステープを付けてミシンで縫う
- 第1ボタンホールの位置に気を付けて、前下がりのポイントを決める。
- 後下がり、SNP(ショルダー・ネックポイント)のポイントを決める。
- チャコか後から消えるペンで、前下がり.後下がり.SNP.3点を通る線をひいてネックラインの完成。ネックラインから縫い代を1センチ付けて裁断します。
リメイク方法手順
シャツの衿をはずす
目打ち、リッパー、ハサミなどを使って、衿をほどきます。
ノーカラーシャツのネックライン作り方
衿を外したら服全体のバランスを見て、ノーカラーのネックラインを決めます。下の写真は衿を外したままの状態です。このままだと少し衿ぐりが詰まって見えるので、新しいネックラインにしていきます。
↓完成写真。線をひく時は、自然なネックラインになることを意識すると良いですよ。
もしも、バランスを見てネックラインを決めるのが難しい場合は、クローゼットの中にTシャツやワンピース、チュニックなどのノーカラーのお洋服がないか探してみてください。前に開きがあるので着脱の心配はありません、気に入ったノーカラーのネックラインが見つかったら、それを参考にすると良いかもしれません。
バイアステープ始末
バイアステープを付けたら完成です。写真は1センチ幅のバイアステープを使用。
» バイアステープの付け方
はずした衿でブローチを作ってみました。
リメイク方法・ノーカラーシャツ完成写真
第1ボタンを付けると、第2ボタンと接近し過ぎて見た目のバランスが悪い為、前の打ち合いの1番上の裏側にプラスティックのスナップを付けました。ポイントが欲しい時はブローチを付けます。
出来上がった作品は、是非しばらくの間 壁に飾ってください。難しかったところ、意外とかんたんだったところ、いろんな工程を思い出しながら眺めていると服への愛着が沸いてきます。自分1人で出来た喜び、誇らしさを感じてください。Good job!
お疲れさまでした。
メルスリーのリメイク例のページにも掲載してます» 衿をはずしてノーカラー
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