大草原の小さな家でローラやメアリーが着ていたみたいなワンピース
小花柄のボンネットをかぶり、茶色の編み上げブーツを履いて、大草原を元気に走ってる少女が着ていたみたいなワンピース。
福音館書店から発行されている大草原の小さな家のシリーズ全9巻は、子供の頃にガース・ウィリアムズ氏の挿絵を見ながら どんな素材や柄、デザインのワンピースなのかな?って想像しながら何度も読んだ本。写真の右側にうつってるのは、そのシリーズの1巻目となるの「大きな森の小さな家」
» 福音館書店(ふくいんかん)
大草原の小さな家シリーズの本の中では服の描写がたくさん出てきます。たとえば町の雑貨屋さんで、ローラやメアリーの服を仕立てる為に、母さんがキャラコやタフタの生地を選ぶシーンや、ローラが小さいころ着た服をほどいて、キャリーに新しいワンピースをつくったことなど。服としての役割が終わったものはカーテンの縁にしたりリメイクをして最後には雑巾にすることが描かれています。
» 挿絵画家、ガース・ウィリアムズ
ローラたちが少女だった19世紀の米 西部開拓時代は、ものが少なくて、何かに手を加えて新しいものに作り替えることが普段の暮らしの中で普通におこなわれていたことがわかります。
大草原の小さな家の中のローラたちは、レースやピンタックが入った豪華な服は着ていなかったと思うけど、それでも日曜日に教会に行くときは、いつもより上等なワンピースを着ていたってのが本の中に書かれてある。このワンピースもそれみたいに、ちょっと【おでかけ感】のあるワンピースにしたくって、オリジナルから 前後のヨーク切り替えを白の生地にリメイクしました。
アンティークならではの色合いのワンピース本体に、少し豪華なピンタックやレースが入った白いヨークを加えたことで、清潔感溢れるワンピースになりました。
ちょっとくすんだようなブルーの地に小花柄の上品で落ち着いたテキスタイルは、アンティークならでは。他のどこにもないような初めて見た色と柄なのに、どこか懐かしい気分になる。
ローラが学校の帰りに大草原で摘んでたみたいな小さな花柄のプリント、薄紫のちょっと長めのリボンが両脇で揺れる。
大草原を元気よく走るみたいに ラフに着るのはもちろん、ローラたちが教会に行く日みたいに、今日は、特別な【おでかけの日】に綺麗に着ることもできます。
軽くて 薄くて 涼しい素材で、お洗濯してもすぐに乾くから真夏も活躍してくれそう。
大草原の小さな家の中で被っていたみたいな小花柄のボンネットがなくたって、麦わら帽子とバスケットがあれば、ほら もうこんなにローラみたい。
中にインナーを着ると、また違う雰囲気になります。
» Robevierge 大草原の小さな家ワンピース