ベルのような5分袖と衿に、お花のニット刺繍が施された、白いモコモコ素材のロマンティックなロングコート。素敵な要素が詰まってるけど、このまま着るのはちょっと難しい感じなのでリメイクすることにしました。
軽量化されたダウンがあたりまえになった近年、冬のアウターは、軽くて暖かいダウンが1番!そんな方が多いのではないでしょうか。重量感のある布帛の年代物コートは、私もめったに着なくなりました。
だけど、素敵なものは形を変えて残したい。今回は、↓このような《コート問題》を出来るだけ解消して、リメイクしてみようと思います。
- 重い
- サイズが大きい
- 手が寒い(5分袖)
- ロングコートを着る機会が少ない
アンティークロングコートのリメイク
やっぱり衿と袖のニット刺繍がとっても素敵。このコートはロンドンで購入したのですが、タグにはニューヨークとあります。
50年代のファッション誌で、このような5分袖のコートにロンググローブを付けたスタイルを見かけますが、これもその当時に製品化された、ドレスの上にまとうパーティー用のコートだったのだと思われます。
リメイク前のアンティークロングコート
どこに着ていけば良いんだろう・・・と考えてるうちに、誰にも着てもらえぬまま何年もクローゼットに眠らせてしまった。パーティー国ではない日本で、布帛の年代物コートをお求めになる方は、滅多にいらっしゃらないかと・・・これは私物用として購入しました。(刺繍サンプルとしては、活躍してくれました!)
リメイク途中のアンティークコート
まずは丈をカット&第一釦を付けてみたら、どんな感じになるか検討。(←これで変身するなら早い!)だけど華やかなのに、なぜかお家で着るモコモコカーデガンを連想してしまう。やっぱり身頃の幅が大きいからかなー
袖口を解いて、袖丈を縫い代分(☆)だけ長くしてみたけど、それほどイメージの変化なし。ガックリ
ようやく解体してリメイクする決心をしました!せっかく綺麗な状態なので、服としてうまれ変わってくれたらと始めたものの、予想よりも壮大なリメイクになりそうです。なので、この記事は3部作とさせて頂きます。
もしかして、諸事情(予期せぬパッションの低下を含む)で、次の記事にはアップできないかもですが、なるべく秋の花が咲いているうちには完成させる予定です。よかったら《コート問題》を抱えたリメイク例の続編記事をご覧ください。
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