どこか西洋の香りがする アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスです。
赤と黄色の薔薇をメインにしたお花のまわりをかこむように散らばっているドット柄、少しくすんだような色合いがアンティークらしくノスタルジックな印象です。
この花柄スモッキング刺繍ブラウスは、1960年代〜1970年代頃製作されたmade in Japanのものです。なぜか この図案、製造年よりもっと昔に日本人の手で描かれた西洋画という感じがして、フランスやアメリカ製のアンティークとは又違う魅力を放っています。
アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスの仕様
もともと素敵な柄なうえに、ご覧の通り 前身頃全面に、ミシンによるスモッキング加工が施されています。これは、12本が1組になっていて それが前身頃の上から下まで6段連なっています。
↓裏からご覧いただいた方が、12段が1組になっているのがわかりやすい。
後身頃を見るとドット柄がバイアス状に並んでいますが、この状態で縦の地の目です。
modeの左は、なんて書いてあるんだろう? 読めないけど素敵なネームタグが付いています。
衿もとは、ボーカラー[bow collar]と言って、3センチ幅のネックラインに沿った立ち衿が、そのまま長く延びて前中心でリボン結びをするデザイン。
もともと身頃の衿もとに程よい[ゆとり]があり 衿幅も細めなので、衿もとが窮屈になることはありません。
リボンの幅も長さもちょうど良い感じです。
ブラウスにしては少し細めの、2センチ幅の前立ても全体の雰囲気によく合っています。丸いくるみ釦は、トルソーに着せて見ている分には可愛らしいのですが、釦の厚み それと、この釦に対して釦ホールが 少々大きい為、実際に着て動くとバスト付近の第2、第3釦が外れやすいかもしれません。
ご希望であれば、付け替え用として、1.3センチの乳白色のアンティーク釦を着分+1個(合計7個)無料にてお付け致します。この釦なら、くるみ釦よりも厚みが少なく直径が大きいので、力が加わっても外れる心配はないと思います。
↓付け替え用の釦はこちら
アームホール(袖ぐり)は、3.5センチ幅の見返し始末で
裾は、ほつれ止めの為のステッチを1本入れてから、布を2つ折りにして手でまつり縫いをしています。
アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスの素材とシルエット
アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスの素材
薄いポリエステル素材です。品質表示はありませんが、ポリエステル100%ではないかと思います。触るとザラっとした感触でシャリ感があり、汗をかいても肌にピッタリくっつかず気持ち良く着ていただけそうです。
アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスのシルエット
やや小さめのMサイズで、アームホールのかま底の位置も少し上になっていますが、サイズ9号のトルソーに着せてもピタピタ感はなく、普段Mサイズを着用されている方であれば着用していただけます。かま底の位置についてですが、これは1枚で着る時にインナーが見えない為の配慮からだろうと思われます。今のように、中に着たキャミソールが見えても良い・見せる時代ではなかったのでしょうね。アームホールの1周ぐるり(カーブの線)寸法は40センチ。
トルソーのサイズ 9号 バスト83 ウエスト59.5 ヒップ88 肩幅37 背丈37.5cm
この商品のサイズ詳細は商品ページに記載しておりますが、ご質問等ございましたらローブ ヴィエルジュお店のトップページ右上のcontact(お問い合わせフォーム)からお気軽にお問い合わせください。穴あきや破れ・色褪せ・シミもない非常に良いコンデションです。
アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスの商品ページ
アンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスのコーディネート
寒い季節には、中にピッタリシルエットのベージュの長袖インナーを着てから、上からセーターやカーディガンをはおったり、いろんなコーディネートができます。
今では、もう生産されないような柄・デザインのアンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスです。年代物とは思えないほど良いコンデションなので、これからも長く着て頂くことができます。
薔薇の写真以外は、どれも晴れた日の日中に室内で撮影したものです。窓辺から差し込む柔らかな日射しを浴びたアンティーク・花柄スモッキング刺繍ブラウスは、ずっと透明感を放っていました。
ローブ ヴィエルジュ