服の色合いを整えて垢抜ける大人カジュアル入門今日から実践編
同じ服でも色の組み合わせが違うだけで、垢抜けて見えたり野暮ったく見えたりと印象が大きく変わるため、毎日のコーデで服の色合いがいまいち決まらず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、服の色合いの基本ルールから3色以内でまとめるコツ、顔色をきれいに見せる配色や季節・シーン別の色使い、失敗しない実践テクまでを順番に解説し、明日からのコーデにすぐ役立つヒントをお伝えします。
服の色合いの基本ルールを押さえよう
まずはどんなコーデにも共通して使える服の色合いの基本を押さえることで、色選びの軸ができて迷いが減り、手持ちの服同士を自然と合わせやすくなります。
ベース色・メイン色・差し色の役割
全身の服の色合いを考えるときは、土台になるベース色、コーデの主役となるメイン色、少量で効かせる差し色の三つの役割を意識すると、バランスよくまとまりやすくなります。
- ベース色は黒や白、ベージュなどなじみやすい色
- メイン色はトップスやワンピースなど面積が大きい色
- 差し色はバッグや靴など小物で少量取り入れる色
ベース色を全体の六〜七割、メイン色を二〜三割、差し色は一割ほどに抑えるイメージで服の色合いを組み立てると、目線の行き場が決まりコーデがすっきり見えます。
色相・明度・彩度で服の色合いを考える
服の色合いをおしゃれに見せるには、色そのものだけでなく、色相・明度・彩度という三つの性質を意識しながら組み合わせることで、上級者のような統一感を出しやすくなります。
- 色相は赤や青など色みの種類を指す
- 明度は白っぽいか黒っぽいかという明るさ
- 彩度は鮮やかさやくすみ具合を表す指標
同じ系統の色相で明度と彩度をそろえると落ち着いた服の色合いになり、どこか一箇所だけ彩度を上げて鮮やかにすると、地味になりすぎず程よい華やかさをプラスできます。
3色以内にまとめるとすっきり見える
全身にたくさんの色を使うほど賑やかになりますが、日常のコーデでは服の色合いを3色以内に抑えると視線が散りにくく、大人らしい落ち着きとこなれ感のある印象に仕上がります。
- メインの服と小物を合わせて3色までにする
- 柄物は柄の中の一色をほかのアイテムに拾う
- 迷ったときは白・黒・ベージュの中から選ぶ
3色のうち1色をベース色にして面積を大きく取り、残りの2色を少なめに配分すると、自然とメリハリが出てシンプルでも寂しくない服の色合いになります。
顔映りが良く見える服の色合いの選び方
同じコーデでも顔の近くにくる色によって印象は大きく変わるため、自分の肌や髪、瞳の色に合う服の色合いを知ってトップスやストールを選ぶと、疲れて見えにくく好印象につながります。
肌のトーンに合うベースカラーを知る
肌のトーンに合ったベースカラーを知っておくと、どんな日でもその色を選ぶだけで顔色が自然と明るく見え、服の色合い全体も簡単に決まりやすくなります。
- 黄み肌ならベージュやキャメルなど暖色寄り
- 青み肌ならグレーやネイビーなど寒色寄り
- 迷うときはライトグレーやエクリュを試す
試着室の鏡で首元に布を当てて顔色をチェックし、くすみが飛んで肌にツヤが出る色をいくつか把握しておくと、トップス選びや服の色合いの軸づくりがぐっと楽になります。
トップスの色とボトムの色のバランス
トップスとボトムの色の関係を意識すると、全身の服の色合いが引き締まり、身長や体型に合ったバランスでスタイルアップして見せることができます。
- 顔周りのトップスは似合う色を優先して選ぶ
- ボトムは黒やネイビーなど沈む色でまとめる
- 明るい色を上下両方に使うときは面積を調整
トップスに明るい色を持ってきた場合はボトムを濃色にして下半身を引き締めたり、逆に暗いトップスには白やベージュのボトムを合わせるなど、上下の明度差で服の色合いにリズムを作りましょう。
くすみカラーを大人っぽく着こなす
トレンドのくすみカラーは一歩間違えると顔色が沈んで見えるため、服の色合い全体のバランスや素材感を意識しながら取り入れることで、上品で大人っぽい印象に仕上がります。
- ローズベージュやスモーキーピンクなど血色感のある色を選ぶ
- 光沢のあるアクセサリーやツヤ肌メイクを合わせる
- 濃いブラウンや黒を隣に置いて輪郭を引き締める
くすみカラーを顔周りに持ってくるときは、メイクでチークやリップに少し鮮やかさを足し、首元にはゴールドやシルバーのアクセを添えると、服の色合いがまろやかでもぼんやり見えにくくなります。
自分に似合う色がはっきり分からない場合でも、鏡の前でトップスを何枚か当て比べてみると顔映りの違いが分かりやすく、少しずつ服の色合いの得意パターンが見つかっていきます。
慣れてきたら、似合う色と挑戦してみたい色を一枚ずつ買い足しながら、トップスと小物で少しずつ実験していくと、無理なく自分らしい服の色合いの幅を広げていけます。
シーン別に使い分けたい服の色合い
毎日同じような服の色合いになってしまうときは、通勤・休日・特別な日の三つのシーンに分けてベースとなる配色を考えると、TPOに合った印象を保ちながらマンネリを防げます。
通勤・ビジネスで好印象な色合い
通勤やビジネスシーンでは清潔感と信頼感が大切なので、落ち着いたベーシックカラーを軸にした服の色合いを心がけると、きちんと感がありつつ堅すぎない好印象を与えられます。
- ネイビーやチャコールグレーをベース色にする
- 白やライトグレーをインナーで差し込み明るさを出す
- 差し色はボルドーやマスタードなど控えめな色を選ぶ
たとえばネイビーのジャケットに白のブラウス、グレーパンツを合わせ、バッグや靴でほんのり色を足す程度にとどめると、落ち着いた大人らしい服の色合いに仕上がります。
休日カジュアルで映える色合い
休日のリラックスしたシーンでは、少し遊び心のある服の色合いを取り入れることで、気分が上がるだけでなく写真にも映え、お出かけがより楽しく感じられます。
- デニムブルーを軸にしてトップスで色を遊ぶ
- ロゴTやスウェットでビビッドカラーを一点投入
- スニーカーやキャップでスポーティーな差し色を足す
カラーボトムや柄スカートを取り入れるときは、トップスを白や黒などシンプルな色にして、全体として3色以内に収めると、にぎやかなのにうるさくない服の色合いになります。
オケージョン・フォーマルの色合い
結婚式やセレモニーなどフォーマルシーンでは、華やかさと上品さのバランスが重要になるため、落ち着いた色をベースに光沢や質感で変化をつけた服の色合いを意識しましょう。
- ネイビーやブラック、ダークグリーンなど深い色を選ぶ
- 靴やバッグは同系色かメタリックでまとめる
- アクセサリーでパールやビジューの輝きを足す
ワンピース自体はシンプルな無地でも、アクセサリーやクラッチバッグに少しだけ明るい色やツヤを取り入れると、控えめながらも華やぎのある服の色合いになり、大人の余裕を演出できます。
季節感を演出する服の色合いのコツ
同じアイテムでも合わせる色を変えるだけで季節感が生まれるため、春夏と秋冬で意識したい色のグループを押さえておくと、少ない服でも旬を感じる服の色合いを楽しめます。
春夏の軽やかな服の色合い
春夏は光が明るく空気も軽やかなので、明度が高くて透明感のある色を選ぶと、季節に合った爽やかな服の色合いになり、見ている側にも心地よい印象を与えられます。
- 白やライトベージュをベース色にする
- ミントグリーンやラベンダーでやわらかさを足す
- デニムのブルーでカジュアル感をプラスする
薄手のニットやシャツをメインにするときは、ボトムを白や淡いデニムにして軽さを出し、小物でほんのりパステルを加えると、軽やかで清涼感のある服の色合いが完成します。
秋冬の深みのある服の色合い
秋冬はニットやコートなど重めの素材が増えるため、色もやや深みのあるトーンを選ぶことで、季節感に合った落ち着きと温もりを感じる服の色合いになります。
- キャメルやモカなどブラウン系をベースにする
- ボルドーやテラコッタで温かみを加える
- ダークグリーンやネイビーで引き締める
たとえばキャメルコートにボルドーニット、黒のパンツを合わせると、3色ながら秋冬らしい深みが出て、大人らしいシックな服の色合いを楽しむことができます。
通年使えるベーシックカラーの活かし方
季節を問わず活躍する白・黒・グレー・ネイビーなどのベーシックカラーは、服の色合いのベースとして頼れる存在であり、差し色次第で一年中幅広い印象に変化させられます。
- 白はどの季節の差し色ともなじみやすい万能色
- 黒やネイビーは引き締め役として一年中使える
- グレーは中和色として派手な色も受け止めてくれる
ワードローブの中でベーシックカラーを多めにそろえておくと、少数の季節カラーを足すだけで服の色合いのバリエーションが広がり、買い足しの失敗も減らせます。
季節によって似合う色が変わると感じるときは、同じ色でも明度や彩度を少し変えてみたり、素材感で軽さや重さを調整したりと、服の色合いと質感をセットで考えるのがおすすめです。
一気にクローゼットを入れ替える必要はなく、まずはベーシックカラーに似合う季節色を一つ決めて小物から足していくと、負担なく服の色合いに季節感を添えることができます。
服の色合いで失敗しないための実践テク
理論を知っていても実際のコーデで迷うことは多いため、ありがちな配色の失敗パターンとその直し方や、小物でバランスを整えるテクニックを知っておくと、服の色合いに自信が持てます。
ありがちなNG配色をやさしく修正
派手色同士をぶつけてしまったり、重い色ばかりを重ねてしまうと野暮ったく見えがちですが、少しだけ色数や明度を調整するだけで、同じアイテムでも服の色合いはぐっと洗練されます。
- ビビッドカラー同士は一方を小物にして面積を減らす
- 暗い色が多いときはインナーか靴を明るくする
- 柄物と派手色はどちらか一つに絞る
鏡の前で「どの色を減らせば落ち着くか」「どこか一箇所だけ明るくできないか」を考えるクセをつけると、NG配色も簡単に整った服の色合いへと修正できるようになります。
小物で色合いを整えるテクニック
服そのものの色を変えなくても、バッグや靴、ストールなどの小物を入れ替えるだけで服の色合いは大きく変わるため、よく使う色の小物を何パターンかそろえておくと非常に便利です。
- モノトーンコーデには赤やグリーンの小物を一点
- 暖色系コーデにはベージュやブラウンの小物でなじませる
- 寒色系コーデにはシルバーやグレー小物で統一感を出す
小物の色を一か所だけ変えて鏡で見比べてみると、服の色合い全体の印象がどれくらい変化するかが分かり、今後の買い足しや配色の勉強にもつながります。
クローゼット全体のカラーパレットを整える
日々のコーデの悩みを減らすには、一着ごとの色ではなく手持ち服全体のカラーパレットを意識して整理し、よく使う服の色合いを中心にそろえていくことが効果的です。
- まずは手持ちの服を色別にざっくり分類する
- よく着る色と全く着ていない色を確認する
- ベース色・メイン色・差し色のバランスを見直す
ベース色を増やしすぎている場合は差し色アイテムを少し足し、差し色ばかり多い場合は着回しやすい無地のベーシックカラーを買い足すなど、全体の服の色合いを俯瞰して調整していきましょう。
まとめ
服の色合いはセンスだけでなく基本ルールと少しの工夫で大きく変えられるので、自分に似合うベースカラーと3色ルールを軸に、季節やシーンに合わせて色を足し引きしながら、クローゼット全体で心地よい配色バランスを育てていきましょう。
いかがでしたか?服の色合いを意識して選ぶ習慣がつくと毎日のコーデ決めがぐっと楽になり、手持ちの服でも新鮮な組み合わせが楽しめるようになるので、今日から少しずつ色の実験を始めてみてください。

