薔薇の季節になりました。
これは こないだの日曜日に撮った写真 まだまだ蕾がいっぱい
いろんな国のいろんな種類の薔薇が咲いていた薔薇園
薔薇の側に立ってるプロフィールが書かれたボードには、出身地や名前が書かれていたので そこに書かれてある通り「エーデルワイス」と呼んでみたり デンマークのことを考えてみたりしてみたら ただ薔薇と呼んんでたときよりも親近感が沸いた。
お花屋さんのガラスケースの中で微笑んでいる薔薇も好きだけど、こんなふうに好き勝手に葉っぱをのばして、ポツンポツンと花を咲かせてる感じの方がもっと好き。
花が多いときよりも落ち着いて全体を見ることができるし、なによりグリーンの配分の多いところが見ていて落ち着く かっこ良いトゲの先を触ってみたり こんな小っちゃな蕾がこんな大きな花になるのっていちいちビックリすることもできるから
薔薇の花や蕾だけじゃなくて、かっこ良いトゲを付けて遠慮なくのばした茎や、成長しすぎて花の姿を隠していることも気にしてない葉っぱ達にも目を向けたり 土の中で糸みたいにからまってる根っこのことも想像できる。
自分の花びらの重さに耐えきれずうつむいて地面に向かって咲いてる姿、強い向かい風で花びらをくしゃくしゃにされても黙って立ってたこと、その甘い匂い、少し冷たい葉っぱの手触り
薔薇と聞いたら、花だけを思うのではなく この風景ごと 感じた全部を思い描ける人でいたいと思う。
誰かを思い出すとき
家でお留守番してる犬や猫はどうしてるかな?ってとき
好きな人は 今ごろ何してるのって‥
そんなことを考えたとき その人(動物)の佇まいやしぐさ 気配を体ぜんぶで感じるみたいに薔薇のことも感じれる人でいたい。
そんなふうに薔薇のことを愛する人が作ったテキスタイルだって、一目みただけでわかったから このアンティークワンピースを選びました。
私も遠い国で咲いていた 赤い・黄色い薔薇を日本の街で咲かせてみたいと思ったから。
この薔薇を好きな場所で 好きな風に咲かせてください。
素敵な名前をつけて‥
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