簡単リメイク・アンティークセーター
透かし編みのフリルが付いた、白のアンティークセーターを使って装飾パーツを替える「簡単リメイク例」をご紹介します。セーターに限らずどのアイテムでもお試しいただけるので、もしもクローゼットの中に思い当たるお洋服があるなら、付け替えるだけの簡単リメイクしてみませんか。
アンティークセーターのリボンと釦
このまま着れないこともないけど、もう少し落ち着いた感じにしたいので釦とリボンを付け替えることにしました。
パール釦と少し光沢のある白いリボン、これが付いてるからかな?ちょっとpopな感じがするので
透明のアンティーク釦とアイボリー色のベルベットリボンに替えてみました。やっぱり、最初より少しスッキリして落ち着いた感じに。ほんの少し手を加えるだけでも、自分らしい一着がうまれるのがリメイクの楽しいところですね。
もしも、リメイク用の装飾パーツをあらたに購入される場合は、お家に持って帰って「合わない…」なんて、悲しいことにならない為にお洋服を持参してお店に向かうことをお勧めします。(私、何度も失敗しました)
釦の大きさリボンの幅によっても雰囲気が変わるので、お洋服の上に並べてアレコレ悩んで決定します。
ちなみにリボンの幅は元のサイズ1センチ→8ミリに替えました。下のスライダー写真で見比べていただくと、変化がわかりやすいかもしれません。↓
アンティークセーターのキズ修繕
ここから先は、キズの修繕のお話になります。フリル部分に大きめのキズがあったので、余り毛糸で修繕しました。かけつぎ屋さんのような、魔法のような技術には到底及ばないので「なるべく、ここにキズがあったことを目立たなくする」という目標を設定してやってみました。
このキズです。犬にかじられたみたいになってる・・・
よく似た色の余り毛糸のよりをほどいて、なるべく糸の細さを合わせます。それを何種類か用意して試し編みをしてから、1番色と風合いが近いものを選んで決定。修繕用の糸は、日中自然光の中で選ぶのをお勧めします。
キズのあたりの目をかぎ針ですくいながら、棒編みに作り目をします。目を休めたり増やし目をしたりしながら、フリルの形になるように編んでいきます。
編み物が得意な方なら、そんなに難しい作業ではないのかもしれません。しかし私は、結構時間がかかりました・・これから日々精進しなくては。
簡単リメイク・アンティークセーター完成
ボタン、リボンを付け替える簡単リメイク&キズの修繕の完成です。
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