袋縫いの縫い方

2014年07月04日

袋縫いの方法

袋縫いとは

2枚の布を外表に合わせて縫ったあと裏に返し、裁ち目を中に包むようにして縫い合わせること。
ほつれやすい布や薄地に適した縫い方で、縫い代を細くしたい時にもこの方法を用いますが、厚地などゴロゴロするものには不向きです。

袋縫いの縫い方手順

  1. 生地を外表に重ねて、出来上がり線から外側に5ミリのところをミシンで縫う
  2. 縫い代を切り揃える
  3. 裏にひっくり返して、出来上がり線のところをミシンで縫う
    袋縫いの縫う順番の説明

袋縫いの縫い代の付け方

シルクやオーガンジーなど透ける素材、縫い代を細くしたい場合は、1センチ。その他は2センチつけて、最初にミシンで縫ったあと立ち端が、縫い目から均等になるように2〜3ミリ切り揃えます。

袋縫いの縫い方

写真は、薄地で縫い代を細くしたい場合の例として、縫い代を1センチにしています。

  1. 生地を外表に重ねて、端から5ミリのところを縫う。
    袋縫い地縫い
    袋縫いの説明
  2. 縫い目から3ミリのところを鋏で切り落とします。
     袋縫いの縫い代
  3. 縫い代を割ってアイロンをあてる。中表にしてから、もう1度アイロンをあてる。
    袋縫い工程のアイロン
    袋縫い工程途中のアイロン作業
  4. 端から5ミリのところをミシンで縫う。
    袋縫い縫い方
    袋縫いの2番目のステッチ
  5. アイロンをあてて完成
    袋縫い表から見た写真
    袋縫い裏から見た写真

シルク素材で、1センチの縫い代を付けて縫った例↓
袋縫い表袋縫い完成
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