京都の街を華やかに演出する京都花灯籠が始まりました。情緒豊かな陰影のある灯りと花により彩られた路を歩いていると、遠い昔の京都にタイムスリップしてるような感じがします。まだ冬の寒さが残っている京都の夜ですが、灯りが続く限りずっと歩いていたくなります。この路を大正ロマン風の着物で歩いても素敵でしょうね。
» 京都東山花灯籠
1枚1枚表情が違っていて、繊細で、それでいて強く・あたたかで・奥ゆかしい・和紙。古来から、障子・提灯・番傘・扇子・その他にも、たくさんのものとなって 日本人の生活に彩りを添えてきました。私達が、灯籠の灯りを見て 懐かしく落ち着いた気持ちになるのは、日本の優しいアンティークのぬくもりに、触れたような気がするからかもしれませんね。
そんな優しく趣のある和紙を使って今回は、かんたんに作れていろんなアレンジができる「紙風船」を作ります。基本原型だけなら、針と糸を使わないので、手芸が苦手な方でも楽しく作れます。
可愛い雑貨・紙風船の材料
- 小さな風船(水ヨーヨーの風船)
- 和紙
- 手芸用ボンド
- 水
この写真は京都の雑貨屋さんにある和紙コーナーです。高級和紙を用意する必要はありませんが、ある程度 厚みのある和紙を使う方が、ハリがでて仕上がり後も風船の丸い形状が保たれます。
可愛い雑貨・紙風船の作り方の説明
- 風船に、貼付ける為の和紙を2〜3センチの大きさに破って用意する。
- 手芸用ボンドを入れて混ぜた水に、和紙を入れて馴染ませる。
- 風船に和紙を貼付けていく。
- 風船の結び目を洗濯バサミやクリップで挟んで、天日干しをして乾かす。
- 和紙が完全に乾いてから、風船に針を刺して割って完成。
可愛い雑貨・紙風船の作り方の注意点
- 破った和紙のサイズが、大きすぎると うまく風船のラインに沿って貼れずシワが出来てしまいます。
特に風船の上下のカーブがきついところは、小さめの和紙を貼ると綺麗に仕上がります。 - 手芸用ボンドと水の割合は、和紙の材質・仕上がり具合によって配分を調節します。まずボンド1・水3の割合で、1つ試作してみて天日干し後に風合、強度を確認してから 割合を調節していくのをお薦めします。もし途中で、ボンドの分量が足りないと感じたら、ボンドを足した水に風船ごと入れて馴染ませれば
大丈夫です。
基本原型の完成です。次回は、これを使って〈可愛い雑貨・紙風船のアレンジ編〉をご紹介します。
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