京都河原町カフェ・喫茶ソワレ

2014年08月13日

お友達や知人に「京都河原町周辺でお茶するならどこがお勧め?」って聞かれる事があります。
そんな時 私が、まずご紹介するのは、喫茶ソワレ。とても有名なカフェなので ブログをご覧の皆さんの中にもご存知の方が多いかもしれませんね。女の人、特にアンティーク好きな方には喜んでいただける京都河原町カフェです。
喫茶店ソワレ外観

ソワレとは、フランス語で夜会、夜の公演、素敵な夜と言う意味

京都河原町カフェ・喫茶ソワレ

高瀬川のほとりに、そこだけ時間が止まったかのように佇む古い小さな教会のようなカフェ。2階の窓から漏れる淡いブルーの光に誘われて扉を開けると、華麗なレリーフ・革張りのソファ・ステンドグラスのランプなど幻想的な空間が広がっていて、時間を超えて昭和初期の世界にタイムスリップしたような気分になります。
喫茶ソワレ
東郷青児美術館のような昭和23年創業の喫茶ソワレは、先代の店主さんが美術愛好家で、お店を開く前から東郷青児氏の絵のコレクターでご本人とも交流があったとのこと。店内の装飾・コースター・タンブラー・ショップカードなどあらゆるものに、作品が使用されていてます。
東郷青児の本
入り口左横の石碑に「珈琲の香にむせひたるゆうへより ゆめみるひととなりにけらしな」という京都ゆかりの歌人・吉井勇の句が刻まれていてます。他にも、店内の至る所に施された彫刻作品も素敵で、これは先代の友人の日展作家・池野禎春氏の作品だそう。美術鑑賞をしながら、お茶ができる贅沢な京都河原町カフェ。
ソワレの石碑
ショーケースには東郷氏の絵皿や、昔ソワレでお客様にお出しするコーヒーカップとして使っていた、香蘭社製のコーヒーカップなどが陳列されています。看板の絵がついたタンブラーは販売されています。
喫茶ソワレのウィンドウ
この日は外観の写真しか撮れなかったので、東郷青児氏の本「東郷青児 蒼の詩 永遠の乙女たち」の喫茶ソワレのページを‥
喫茶ソワレの記事
ソーダ水の中でゼリーがキラキラ輝くゼリーポンチは、どのテーブルにも1つは注文されてるのではないかと思う位の人気メニュー。音楽は流れず、青いブルーの光に包まれた幻想的な店内で見る色とりどりのゼリーポンチは、夜会服をまとった女の人達が優雅に踊っているかのよう。
喫茶ソワレの本の記事
喫茶ソワレに音楽が流れていないのは、お店では会話を楽しんで欲しいという思いからだそうです。音楽がないと相手の声がよく聞こえるから声のトーンを落として話すようになり、その会話がそのままお店の音楽になるんだという。先代の店主さんの想いが創業当時から受け継がれているんですって。
京都ソワレ外観
喫茶ソワレのショップカード↓こういうの嬉しいですよね。
ソワレのカード
阪急河原町駅 木屋町北出入り口よりすぐの高瀬川沿いにあります。わかりやすい場所にあるのも嬉しいところ。
乙女な気分に浸れる、京都河原町カフェ・喫茶ソワレ
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喫茶ソワレ前の川
住所: 〒600-8001 京都府京都市下京区西木屋町通四条上る
電話:075-221-0351
営業時間:12時30分~21時30分
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜)
(夏期と年末のお休みについては、記載されていませんでしたが、電話で問い合わせて行かれる方が良いかもしれません。)
ローブ ヴィエルジュ お店のサイトのサイトはこちら » Robe vierge