リメイクブラウス・ベルスリーブ
アンティークドレスの身頃は、ベルスリーブのブラウスになりました。
前回の記事はこちら→» アンティークドレスのリメイク
before&after
立ち衿をノーカラー、ビショップスリーブをベルスリーブ、そして身頃裾のギャザーをなくして、ウエストベルト1周を長く。後あきがなくても着脱できるデザインに変更。
↓裁断工程や他の写真をメルスリー・デ・ローブヴィエルジュのリメイクページに掲載しています。
リメイクブラウス完成写真
元の袖を分解して新しい袖を作成、余った生地で衿ぐり始末用のテープ、ウエストベルトをとりました。
衿ぐりをテープ始末した後に、アンティークレースをミシンステッチ。
淡く繊細な桜色、それだけで甘さは充分。なるべく余分なデティールは加えずに、気軽に着れるデザインにリメイクしました。
ベルのような袖は元の袖幅をめいっぱい使って作成。なるべくふんわりしたラインになるように、袖口を伸ばしながらアイロンをかけて、3つ折り+ミシンステッチで仕上げ。
かつてアンティークドレスだった身頃は、お姫様テイストを残しながらスカートにもパンツにもコーディネートできる、ベルスリーブのブラウスになりました。
出来上がったブラウスをトルソーに着せて眺めていると、ちょっと寂しい気分になりました。
こんなに淡く甘くロマンティックなのにね。
この季節に見る淡いピンクの花が、春のお別れを連想させるからかもしれません。
ただそこに居るだけで、人の感情を動かすなんて、、、何て事なんでしょう。
私は、そういう服が大好きです。
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