フェルトボールを作ってみようと思ってもお家にフェルト用の羊毛がないし、フェルト用の羊毛を買っても全部使いきる自信がない。そんな時でもだいじょうぶ 余り毛糸が少しあれば、かんたんにフェルトボールが作れます。
セーターのお洗濯を失敗して、縮んでしまった経験はありませんか？水分、熱、摩擦、圧力によって繊維が絡まり縮んでフェルト化する原理をつかった「フェルトボールの作り方」をご紹介します。
フェルトボールの材料
- 余り毛糸（今回は約2.5〜3センチのフェルトボールを1つ作るのに、1・５メートルの毛糸を使用）
- お湯（約40度、お風呂位）
- 洗剤（食器洗い洗剤やシャンプー）
- お湯を入れる容器（軽量カップなど）
フェルトボールの作り方
毛糸を繊維状にする
- 毛糸を適当な長さにカットする
- 1本の毛糸を3本にほぐす
- さらに、こまかく裂いて繊維状にする
毛糸を適当な長さにカットしてから（写真は15センチ位にしました）繊維化していきます。
繊維を丸める
ある程度の量が繊維状にできたら、きつく丸めていきます。1度最後まで丸めたら新たに繊維を足して表面を整えながら、丸めます。注意：フェルト化すると80%位の大きさに縮みます。
繊維を縦にクルクルと丸めます。
フェルト化させる
- 約40度のお湯250ミリリットルに洗剤2〜3滴を入れ、軽く混ぜてから、その中につける
- 全体に水分が含んだら、手のひらでころがす
- ボール状になったら、洗剤を洗い流す
お湯をじゅうぶん染み込ませてから
「余り毛糸で作るひつじ」の顔のように、楕円形にしたい場合は、濡れた状態で両手のひらの中でころがして形を作ってから自然乾燥します。
フェルトボールを乾燥させる
- タオルかティッシュに包んで、水分をとる。
- 自然乾燥させたら出来上がり
布かティッシュで包んで水分を拭き取る。
フェルトボールで作るひつじの顔
「余り糸からつくるひつじ」を作る場合、耳を付けて刺繍糸で目や口を刺してひつじの顔を完成させます。目は刺繍糸で刺す以外に、ビースを使ったりしてお好みの顔に仕上げてください。
» 余り毛糸で作るひつじ
ボディの作り方はこちら→» 余り毛糸で作るひつじ・完結編
» ローブ ヴィエルジュお店のサイト
