どこかクラシックな雰囲気の総刺繍のチュールで仕立てられたワンピースです。
全身に広がる小さな葉は、黒のチュール地に、少し光沢のあるピンクの糸でミシン刺繍されたもの。刺繍にしか出せない凹凸感が美しく、端々まで丁寧に縫製された美しい総刺繍チュールワンピースです。
ワンピースの総刺繍チュールの素材と仕様
- 表は黒の総刺繍チュール
- 身頃と袖は濃い茶色の裏付き
- 1枚仕立ての七分袖
- ウエストギャザー
ワンピースの総刺繍チュール
チュールの穴の大きさは約1ミリ。機械刺繍によるものでも、どうしてこんな細かいことが正確に出来るか不思議です。
アパレルの会社にいた時に、刺繍工場に見学にうかがったことがあるのですが、刺繍機の側にはずっと人が立ってエラーが出ないかを見ていらっしゃいました。途中で布がひきつったり糸がからまることもあるそうで、そうなると もうB品。そこから又やり直しになるそうです。
これは、私が見た時よりもずっと昔に作られたチュール刺繍です。1970年代、既にこのような生地が日本で作られていたのか‥わかりません。ネーム表示も品質表示も付いていないので推測ですが、もしかして日本よりもオートクチュールの歴史が深いフランス製の生地なのかもしれません。
拡大して見ると、袖口のところ だんだんと糸の幅を増やして模様を作っているのがわかります。衿端、身頃の前中心にも同様に、チュールのこの部分が使われています。
ワンピースの前あき仕様
前中心は、下前に2センチの持ち出しが付いて、そこに付いた釦を上前の糸ループでとめる仕様です。
1枚で着るとフォーマルな印象に、上にカーディガンやセーターを合わせるとデイリーにも着れます。
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