簡単リメイク・カーディガン

2015年02月03日

簡単リメイク・カーディガン

簡単リメイク・カーディガン

今日は、ミシンを使わないで出来る「簡単リメイク・カーディガン」です。お家に、ゴージャスな仕様の70年代〜80年代のセーターやカーディガンはありませんか。今回は、少し装飾をはずすだけで雰囲気が変わるリメイク例をご紹介します。使用したのは、ピンク地にお花の刺繍が施された70年代のカーディガン、ちょっぴりゴージャスすぎるので1部ビーズとスパンコールをはずすことにしました。

↓リメイク前
カーディガンのリメイク前の前身頃写真

カーディガンのリメイク前

このビーズとスパンコール付けるのに、いったいどのくらいの時間がかかったんだろう。はずし過ぎたビーズとスパンコールを再び自分で付けるなんてことがないように…トルソーに着せたり、着用したりして慎重にはずす箇所を検討します。

  • セーターのリメイク前

カーディガンのビーズとスパンコールをはずす

あとは、目打ちやリッパーを使ってはずしていくだけです。作業はかんたんですが、けっこう時間はかかります。急いで力を入れて引っ張ると本体が痛んでしまうので、一目一目やさしく引っ張ってはずしていきます。

  • リメイク前カーデガン

↓写真の右半分だけ、丸印の列のビーズとスパンコールをはずし終わったところ
半分だけビーズをはずしたカーディガン
↓左右共はずし終わったところ。まだはずしたい気分だったので、下の列のビースとスパンコールもはずすことにしました。
ビーズをはずした前身頃
↓ビーズとスパンコールを全部はずし終わった状態。やっぱり、スッキリ。
ビーズを全部はずしたリメイクカーディガン

袖口に刺繍をする

身頃のお花の色と同色の糸で、袖口に刺繍をして出来上がり。花部分バリオンローズステッチ、葉っぱレゼーレイジーステッチ。
簡単リメイクカーディガンの袖口の刺繍

簡単リメイク・カーディガン完成写真

はずしたビーズとスパンコールは、まとめて保管しておきます。今はきらびやかなスパンコールも、ずーっと先には きっと今よりも落ち着いた色に変わって、又新しい何かに生まれ変わるはずだから。
簡単リメイク・カーディガン完成写真
最後になりましたが、このカーディガン 約40年ほど前のものなのに、毛玉、穴あき、素材の変形もなく、そして一針一針ていねいに返し針をしながら付けられたビーズとスパンコールは1つも欠けていませんでした。
簡単リメイク・カーディガン完成前身頃アップ写真
着る人を想い作られ、大切に..愛情を注がれた服は、時が流れても色褪せないものなのだと、リメイクをしていると、あらためて感じさせられることがあります。それは「付けるだけ、はずすだけ」のかんたんリメイクでも同じです。
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