リメイク服・フレンチスリーブブラウス

2015年09月08日

リメイクオーダーのお客さまから「素材が気に入って購入したけど、1度も着たことがない」というお話を伺うことがあります。素敵なテキスタイルや肌触りの良いコットンやリネン、、、 お気に入りの素材に巡り合えた!それだけでも嬉しくて、自分の物にしたくなっちゃう気持ちよくわかります。
リメイク服・フレンチスリーブブラウス

自分の審美眼を持ち・物にこだわる人だからこそ、クローゼットに服らせてる服・・・。そういう服こそリメイクをして、長く着れるお気に入りの1枚にしてみませんか。
リメイクオーダーのサイト→» メルスリー・デ・ローブ ヴィエルジュ
水玉スカーフ

リメイク服・フレンチスリーブブラウス

今日ご紹介するリメイクは、藍染め麻素材のチュニックをご自分に合ったデザインにしたいというご依頼です。美しい青のグラデーション、それに防虫、雑菌作用がある藍染めは、流行に関係なく人々に愛され続ける特別な憧れの素材といった感じ。
リメイク服・フレンチスリーブブラウスの平置き
日本の藍を「ジャパンブルー」と呼んだのは、1874年日本へ来た英国人科学者ロバート・ウイリアム・アトキンソンの言葉が起源だと言われています。アトキンソン氏が、日本のあちこちで見かけた美しい青に魅了されてそう呼んだそうです。藍染めの詳細→» Wikipedia
水玉スカーフ

リメイク服・Before after

リメイクのご希望は、ノースリーブ&全体的に小さく。元のチュニックから肩線以外は全て変更しました。

  • リメイク前

メルスリーのリメイク例のページにも掲載してます→» 長袖チュニックからフレンチスリーブブラウス

水玉スカーフ

リメイク工程作業

できるだけ肩幅は元のままの寸法に残したかったので、生地を傷めないように丁寧に袖を解いて、身幅とアームホールのラインを変更。お客さまへのメールに、フレンチスリーブに仮縫いした写真を添えてご提案をさせていただき、デザインが決定。

  • リメイク途中の前身頃

繊細な生地なので、なるべく縫い直しがないように・・・縫製に入る前の「デザイン&シルエットチェック」に、1ばん時間をかけました。
  • トルソーチェック

シンプルな服ほど細部のティールまで目立つもの。衿元とアームホールのバインダー&ステッチの幅も、1ミリ単位でバランスを見て決めます。
水玉スカーフ

リメイク服・完成写真

前身頃ピンタック
服のなかを風が通り抜け、光が青の影をつくる
素材の説明
人と自然に優しい藍染めの服が、あたらしく生まれ変わりました。
リメイク服・裾始末
お客さまのお気に入りの1枚となりますように。
リメイク服コーディネート写真
テキスタイル・素材にこだわったアンティーク古着はこちら→» ローブ ヴィエルジュ お店のサイト