すずらんのブローチを編んでみました。はじめてのレース糸を使ったかぎ針編みは、想像してたよりもずっと難しくて編むのに26時間かかってしまいました。
約1センチの丸いすずらんの花が10個と葉っぱが1枚、ただそれをつなぎ合わせるだけなのにね・・・
使用したレース糸と編み針
使用したレース糸とかぎ針。古いレース糸で番手が表示されたセロファンが付いてないので正確な番手は不明です。レース糸を持って手芸屋さんに番手を確認しに行ったのですが、40番と20番しか商品がなくはっきりとはわかりませんでしたが、おそらく40番かもう1つ細い番手だろうと思います。
ハンドメイドブローチ・すずらん
「ニットの編み物の要領で、小さな丸をこま編みで編むだけ」だと思って編み始めたけど甘かった。フワフワとした伸縮性のある毛糸と違って、レース糸はすごく細い紐を編んでるようでした。
レース糸の編みにくかった点
- 糸が細く滑りが悪い
- 針から糸が落ちやすい
- からまりやすく、ほどきにくい
- 目が小さくて拾いにくく、段数を数えるのが困難
作り目〜1段目のこま編み
私の場合、ここが全行程の中で最大の難関でした。5は、ただ引き抜き編みを1度するだけなのに、目の詰まった約5ミリの円の中から小さな1目をすくうのが本当に難しくて・・・力もいります。
- 糸を2重の輪にして作り目をつくる。
- こま編みを5か6目編む。
- 片方の糸を引っ張って、輪を1重にしていく。ニットだと簡単な工程も、滑りが悪いレース糸だと難しくて。からまってほどけなくなり何度もやり直しました。
- 片方の糸を全部引っ張り終わって、輪が1重になった状態。
- 1段目の1番最後の目を針に残したまま、1番最初の目を引き抜き編みする。(写真は引き抜き編みを終えた状態)
編み方は「輪にしてかぎ針で編み始める」などで検索すると、丁寧な解説をしてくれてるサイトがたくさん出てくるので、お気に入りのサイトをご参照ください。
こま編みの2段目以降
単純な工程なのに、目が小さ過ぎて途中でどの目を拾ったのかわからなくなってしまうのが難しいところ。失敗してほどこうにも、糸がからまってほどけなくなり・・・何度も最初から編み直しました。
編みながら作り目と段数の数を決めて10個編みました。なるべく不揃いな大きさにしたかったので、綿の量もそれぞれ変えました。白い部分が編めたら、グリーンの糸で茎を編んですずらんの花の完成。
こま編みの目の数
編み図は作っていませんが、記事中のすずらんの花は↓こんな目の数で編んでいます。全てこま編み
- 1段目 5か6目
- 2段目 1段目の目の倍(10か12)
- 3段目〜最後から2段目まで 2段目と同じ目数
- 最後の段(5か6段目)で目の数を半分に減らす
鎖編みをして花を編み留めてピンを付けたら完成。
このまま、あと何個か編み続けたら上手になるのか?確かめたい気持ちもあるけど、あと2年位は編みたくない・・・。なので、私のようにレース糸を使ったかぎ針編みに慣れていない方に、すずらんを編むコツをお伝えすることはできませんが
もしも編んでいる途中に、この記事をご訪問いただき「ここは難関ポイントだから失敗しても仕方ないなー」なんて、元気を出してもらえたら嬉しいです。
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