花は外で見るのが1番美しいと思う。
太陽の光を浴びると美しく輝くから、部屋に飾る花も窓辺に置くことにしている。
それと、花には風がよく似合う。
最近のお気に入りは、家から駅に向かう途中にあるお宅の垣根越しにある、薄紫の小さな花をつけたこの木。近付くと、しばらくその場から動けなくなってしまうのがわかっているので、側を通るときにそっちを見ないようにするけど
ジャスミンのような強く激しい香りを放って、わたしを誘惑する。風が吹くと小さな花たちが体を寄せ合いながら さざめく姿が愛らしく 一段と香りも強まる。
アンティークワンピース
わたしが選ぶアンティークワンピースも、光と風が似合う。クローゼットの中にいるときより、外で見る方がだんぜん美しい。だから、ときどきわたしは、アンティークワンピースを花のように窓辺に飾る。
アンティークワンピースとの出会い
このアンティークワンピースとの出会いは、雨の日の薄暗いアンティークショップだった。店内の照明が暗くて はっきりとした色が認識できなかったけど、それでもこのテキスタイルの美しさと素材の繊細さが伝わってきて、いつもと同じく見た瞬間に欲しいと思ったのを覚えてる。
このアンティークワンピースに限らず、わたしは、電化製品やその他「苦手なもの」を買う場合は、人よりも何倍もの時間がかかるのだけど、アンティーク古着の場合2秒で手に入れたいかどうか判断して、5分あれば購入できる。自分のカンを信じる。
クリーニング店から清潔になって戻ってきたアンティークワンピース。最初よりも薄いヴェールを1枚はがしたような鮮やかな色になり ますます素敵に見えた。ハンガーフックにかけると窓からの風が プリーツスカートをふわりと揺らした。
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わたしが選ぶアンティークワンピース
わたしが選ぶのは、光と風が似合うアンティークワンピース
けがれがなく清らかな、純潔なワンピース
花のように街を彩る服たちを集めています。
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