リメイク・半袖ワンピースをノースリーブに

2014年06月09日

アンティークリメイクワンピース
バイアステープを使って、半袖からノースリーブにリメイクした綿ローンのワンピースです。ノースリーブ用のパターンを作らなくても、袖をはずしてバイアステープを付ける前に 少し手を加えるだけで 素敵な仕上がりになる方法をご紹介します。

リメイクBefore写真リメイクAfter写真
リメイクBefore上半身リメイクAfter上半身
見返し縫いというバイアステープを使った端始末のリメイク方法は(テープ伏せともいう)以前にも この「純潔なワンピース」ブログでご紹介させていただきました。
» かわいい古着リメイク・作り方 » バイアステープの付け方・古着リメイク この記事の[袖付きからノースリーブにリメイク]基本から 今回は、かま底部分にギャザーを入れました。ギャザーを入れると どう変化するのか、芯を貼る箇所などにも触れながら 私の経験を元に[リメイク・半袖からノースリーブにする方法]を解説させていただきます。
アンティーク布のテープ状

かま底とは

かま底というのは、袖付け部分の1番底になる身頃脇の位置をいいます。この位置は、服のデザインやシルエット・機能性を考慮して決めます。身頃や肩幅の大きさも計算して決める必要がある 上身頃のパターン上で重要な位置で、基本ノースリーブの場合 この位置が上のものが多い。
アンティーク布地

リメイク 半袖からノースリーブ・身頃の芯を貼る箇所

布帛(ふはく)素材なので、身頃にギャザーを入れる前に、身頃裏のアームホールに伸び止めの為の芯を貼ります。芯を貼る箇所は、学校や教室・企業によっても少しずつ違いますが、今回は2種類の貼り方をご紹介します。

      A 縫い代を除いて、バインダーの出来上がり幅分だけに貼る。縫い代分を控えて芯を貼るのは、少々手間がかかるけど、薄地の場合などで なるべくスッキリ仕上がげたい時にはこちらが良いかもしれません。
      B 縫い代とバインダーの出来上がり幅分に貼る。素材の厚みにもよりますが、こちらの方が貼りやすいので、一般的。仕上がりがゴロゴロしないようであればこちらで充分です。

バイアステープ芯を貼る箇所

リメイク 半袖からノースリーブ.かま底にギャザーを入れる訳

半袖からノースリーブにリメイクする場合、基本は袖をはずしてアームホールにバイアステープを付けるだけで良いのですが、かま底にギャザーを入れると、かま底の位置が上に上がりバストも小さくなります。ギャザーの分量・素材によって変化する値は違いますが、写真のワンピースはギャザーを入れた後、かま底が上に↑2センチ、バストが-2.5小さくなりました。基本的に袖付きのお洋服は、ノースリーブよりもかま底の位置が下になっています。袖付きからノースリーブにリメイクする時、もともとのかま底の位置より少し上にあげたい場合 こうすることで上身頃のシルエットが微調節されバランスが良くなります。ギャザーでは対処できないほど、かま底を上にあげたい場合は別布を接ぎますが、その方法は又の機会に。

リメイク 半袖からノースリーブ.かま底にギャザーを入れる方法

  1. 袖をはずして、身頃のアームホールにアイロンをあてて縫い代を整える
    ワンピースの袖をはずした写真
  2. ギャザー止まりの位置を決める。トルソーに着せるか、着用して「脇線から前に◯センチ、後ろに◯センチの間にギャザーを入れる」と決めます。この寸法はお洋服によって異なります。通常、前の方が後ろより1〜1.5センチ大きくなるようにします。写真のワンピースの場合、脇線からのギャザー止まりの位置が、前7センチ・後6センチ。
    ワンピースの袖をはずすリメイク
  3. ギャザー上がりを決める(ぐし縫いしたものを何センチに縮めるか)これもトルソーに着せるか着用して、どの位ギャザーを寄せるかをバランスを見て決定したら、ぐし縫いした糸を玉結びして止める。写真のワンピースの場合、脇線からのギャザー上がりの寸法は、前5センチ・後4センチ上がり。前、7センチ→5センチ・後、6センチ→4センチに縮めたことになります。
    ワンピースリメイク
  4. 2でギャザーを入れたら、AHの下の部分の間隔が狭くなってしまうので、バイアステープを付ける前に自然なラインになるように、5でアームホールを補正します。
    ワンピースリメイクのアームホールのライン説明
  5. 肩からかま底まで自然なラインでつながるように、チャコで白い線のような補正線を入れてカットする。
    ノースリーブのライン補正
  6. ギャザーを入れることによって、かま底の位置が少し上に上がります(6の写真でいうと右側のかま底)このワンピースの場合は少し上に上がった方がちょうど良いと思ったのでギャザーを入れましたが、元のかま底の位置で良い場合は、ギャザーは不要ですので、この項目の[リメイク服 袖付きからノースリーブ.かま底にギャザーを入れる方法]の1以降をとばして次の[リメイク服・袖付きからノースリーブ・バイアステープの付け方]に入ります。
    半袖からノースリーブかま底の説明

リメイク 半袖からノースリーブ・バイアステープの付け方

ここからは、 » バイアステープの付け方・古着リメイク の記事の中で身頃とバイアステープと糸を配色にして ご説明してる〈バイアステープの付け方〉と同じです。今回は、バイアステープの端始末の解説を省略していますが、その点も同じで身頃の脇線から約1.5センチ後ろ側にバイアステープの接ぎ目をずらします。

  1. 身頃裏のアームホールにテープ状の接着芯をアイロンで貼って(私は上のAの貼り方にしました)身頃とバイアステープを中表に重ねて縫い代の端をそろえ、アイロンをあててからピンを打ち、ミシンで地縫いする。
  2. ひっくり返してアイロンをあてる。この時 表からバイアステープが見えないようにする為に、バイアステープを本体生地より1ミリ〜2ミリ控えてアイロンをあてる。
  3. 袖ぐりバイアステープ付け方身頃と袖を縫うバイアステープでリメイクの説明.fw

  4. 1で地縫いした反対側のバイアステープの端をミシンでステッチして見返し縫いの完成。
  5. 3を表から見た状態。
  6. 袖ぐりバイアステープ付け方ミシンでステッチ袖ぐりバイアステープ付け方の身頃から見た写真アップ

完成
袖付きからノースリーブにリメイク完成
お気に入りだったけど、もう着なくなった袖付きのお洋服があればノースリーブにリメイクしてみませんか?
リメイク・半袖からノースリーブワンピース
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